投稿者「master@ge-sugiura」のアーカイブ

特別栽培コシヒカリが続々出穂しています

 出穂。
 ”しゅっすい” と読みます。 穂が出ることを言います。

 特別栽培コシヒカリの穂が少しずつ出はじめました。

 正午前に田んぼへ行くと、こんなふうに花が咲いています。花は小さくて、近くへ寄らないと見えないので、田んぼを見慣れていても見たことがある人は少ないかもしれません。

 少し出穂しはじめた頃に、最後の肥料をまきます。肥料を背負って歩く施肥作業は、この時期1,2を争う大変な仕事。大変な仕事ですが、お米の出来を左右する大切な作業です。

 暑さに負けていい加減な仕事にならないよう、休憩多め、給水多めで頑張っています。

食味スコア最高点の特別栽培コシヒカリを販売開始します

 今週から販売中の特別栽培コシヒカリは食味良好です。
 静岡製機社の食味計 PS500で食味を計ってもらったところ、99点のスコアを出しました。

 いままで販売していなかったのは、出し惜しみをしていたわけではなく、食味測定する前に冷蔵庫の奥のほうに詰め込んでしまったため。ようやく冷蔵庫から取り出せる状態になりました。

 食べてみたい!という方はこちらからお買い求め下さい。
 >> カエル印の特別栽培コシヒカリ

 いままでの特別栽培コシヒカリと同じ値段で販売しています。

有機コシヒカリの田んぼにもザリガニが大量発生しました

前回のザリガニ被害の記事は特別栽培コシヒカリの田んぼで起こったものですが、有機コシヒカリの田んぼにもザリガニは大量発生しました。

被害状況がこちら。

6月は苗がまだ小さいので被害を受けた場所が分かりにくいですね。
7月の写真がこちらです。ザリガニに切られて苗が無くなった部分がはっきり分かると思います。

 この田んぼは、「苗をザリガニに切られる -> 苗を植えなおす -> 再度切られる」 というプロセスを経て、現在に至っております。 もちろん、苗が消えていく様を指をくわえて見ていた訳ではありません。ザリガニの数を減らすべく、捕獲作業を何度か行いました。

 田んぼに生える雑草を抑える目的で水を深めに張ってある時期ですが、これが災いして、田んぼの中をザリガニが自由に泳ぎ回り、大量に苗を切り倒したようです。
 ザリガニの移動を抑えるため、一旦水を落としました。 部分的に水を残して、そこへザリガニを誘導、一気に捕獲しようという考えです。

捕獲作戦開始。

サッと網を一振りするだけでこれだけ入ります。こんなに捕れたら子供は大喜びですよ。ザリガニ取り体験できますとか謳って、商売にできるかもしれません。

「おー!取れる取れる」とはしゃいでいたのは最初の数分。網を入れるたびに取れる大量のザリガニに段々嫌気が差し、黙々と作業をこなすこと小一時間。水揚げされたザリガニはバスタブ一杯ほどにもなっておりました。

さて、ザリガニが大量に発生したことで、ザリガニ捕獲という要らぬ作業は増えたのですが、毎年行っている作業が一つ減りました。それは水田内の除草作業。どうもザリガニは苗だけでなく、雑草も切ってくれたようなのです。この点に関してだけは、ザリガニにお礼を言わなくてはいけません。雑草だけ切ってくれる状況を作ることができれば、作業の省力化ができそうですね。

今年の有機栽培コシヒカリの収穫量減少は確実ですが、良い経験になりました。