あぜ塗り

 今回は機械で畦(あぜ)を塗るお話です。


 あぜ塗り機。
 トラクターの後ろに取り付けて使います。

こんな感じに畦を作ってくれる機械です。

 一年間、雨、風、雪にさらされて崩れた畦がビシッとします。
 畦を塗ると水漏れが少なくなって、田植え後の水管理がしやすくなるのです。

 手前に立っている棒は、まっすぐ畦を塗るための目印。
 慣れると必要ないものですが、今年からあぜ塗りをする社員のために何年かぶりに復活しました。

 あぜ塗りは時速1~1.5kmの極低速で作業するので、一度曲がり始めるとなかなか真っすぐに戻りません。

 きれいに塗らないと、来年のあぜ塗りまでずっと曲がったまま残るよ!と脅したところ真っすぐになるはずもなく。

 後ろを振り返る回数を減らして、とか、なるべく遠くを見て。とか自分が作業する時のコツを教えるのですが、やりやすい方法は人それぞれ。

 早く自分なりのコツをつかんで欲しいですなあ。