田んぼのメンテナンス その3

引き続き、田んぼのメンテ。
今回も畦(あぜ)。田んぼと田んぼの間にある通路です。

だいたい土で出来てます。
土なので傷みます。
人が行き来したり、雨風にさらされたり、ザリガニやモグラに穴をあけられたり。

そんなこんなで、すっかりくたびれた感じの畦を手直しします。

前回の記事でちょっと触れた畦塗り機ってやつを使えば、見た目はキレイになります。
ピカピカです。

でも、ですね。
畦の地下深くまで穴が開いて、水がじゃんじゃん漏れ放題の場所というのがあるんです。
毎年必ず。

こういう場所は畦塗り機でスッと塗っただけじゃダメ。
簡単に穴が開いてしまう。

丁寧に直してあげる必要があります。

 

水漏れがひどかった所は、写真のように波板が打ち込んであります。
青っぽい小さなトタンみたいのが波板というもので、お手軽な水漏れ対策に便利なひと品。

応急処置をしたこの場所を波板ごとほじくり返して穴を潰し、土を盛って畦を塗り直すと。

できあがり。
なんだかよくわからない写真ですが、畦です。

しばらくは軟らかくて上を歩けません。
足跡がつくとかじゃなくて、足がはまって抜けなくなるくらいズブズブ。

春前に畦塗り機で一回通るとビシッとした畦になります。